こぼたま日記

介護と物欲と時々わたし

母と父、私たちの施設選び

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当時のケアマネさんが、ちょうど異動になるタイミングで、

あまり親身になってもらえず…。

というか、私たち自身もケアマネさんとの関係性を

よく理解できていなかったので、

結局、施設選びは自分たちだけで進めることになりました。

 

優先条件

一番の条件は「距離」でした。

私は運転免許を持っていますが、

妹は持っておらず、父もすでに運転はやめていたので、

妹と父の2人が自転車で行ける距離であること。

そこを優先すると候補はかなり絞られました。

ちょうど、私の自宅から徒歩5分の場所に良さそうな施設があり、

まずはそこを見学することにしました。

 

見学して感じた良さ

・母の実家からも近く、母自身が幼い頃から慣れ親しんだ地域であること

・母の姉(叔母)の家からも近い

・居室数が50と「少なすぎない」こと

→少人数の施設で、もし苦手な人がいたら母が嫌がると思ったので

・食事が施設内で調理されていること

・寝具類の持ち込みが可能なこと

→母は難病で寝返りができず、季節や気温に合わせて細かく寝具を調整していたため

見学後、妹も私も「ここでいいよね」とすぐに意見が一致。

とりあえず仮押さえをお願いしました。

 

その後の比較

「でも一応、あと2軒ぐらいは見ておくか…」と、

同じく距離を優先して候補を探し、見学に行きました。

けれども、最初に見た施設を超える良さはなく…。

むしろ利用料金は一番高額だったのですが、

結局、最初に見学した施設に決めました。

 

余談

ちなみに、母が入院していた病院の

退院支援スタッフさんがすすめてくれた施設は、

「お父さんが医師だから、医師の奥さんが好みそうなところ」

という基準だったようで 笑

どこも高額な施設。

しかも私たちの家からは遠く、実際の候補には入りませんでした。

ただ、施設の種類や特徴を知るうえでは、参考にはなりました。

 

父の施設選び

父が施設に入るときは、

正直、母のときのように一から探す気力はありませんでした。

日々の介護に私たちも疲れていたし、認知症は確実に進んでいく。

それで、自然と「母と同じ施設でいいよね?」となりました。

父は母の面会でその施設に足を運んでいたし、

デイサービスでもお世話になっていたので、

環境に慣れているという安心感もありました。