こぼたま日記

介護と物欲と時々わたし

家族で焼肉に行って気づいた、認知症の人との会話について

日曜日は息子のウクレレ発表会でした。

その日は、義母も一緒に

晩御飯を食べに行く週だったので

父と私たち家族と5人で焼肉屋さんへ。

 

 

店内で、お肉を待つ間、父が何度も、

「ここ、来たことある、うちの近所にも同じ店があるなぁ」

と言う。

 

 

「いやいや、ないない」と、私は声には出さず、

心の中で突っ込んでいると 笑

隣の夫はそれを否定することなく

自然に話を合わせながら優しく会話をしてくれる。

(彼も自分の母親にはすごい酷い対応するけどね 笑)

また、父が「ここ、〇〇学校の近くやなぁ」

と何度も言うけど

義母が毎回「そうそう……」と話を続けてくれる。

 

 

私や妹にとっては、父のこういった言動は

毎日のことで、つい聞き流したり

軽く?いや、普通に否定してしまったりしがちです。

こうやってちゃんと会話をすることは

大事なんだろうなぁと、頭ではわかっているが、

なかなか……ねぇ。

よく「認知症の人には否定せず、話に付き合ってあげましょう」

といったことが書かれてますよね〜。

 

 

日常的に接している私たち家族にとっては、

余裕がない日も多く、

毎回こういう風に接するのは

なかなか難しいのが正直なところ。

やっぱり、よその人と会って会話ををすることは

必要なんだろうなぁ〜と思った。

父にとっても、私たちにとっても。

 

 

ちなみに私も、自分の父ではなく

「たまに会う人」だったら、

もう少しちゃんと会話できます!!

…うん、たぶん。いや、絶対。笑

 

 

↓読んでみようと思ってまだ読めていない本

(おすすめちゃうんかい?!ってね)